2020年9月21日にメジャーデビュー15周年、
結成20周年を迎えたPerfumeの周年イヤー。
感染症が様々な楽しみを奪っていきましたが
「どんな状況もプラスに変える」
というPerfumeの掟は力をくれました。
2020年も残り7日。
書けていなかった今年の出来事を7日間で振り返り。
今回は1月に行われたライゾマティクスの展示会の様子をお届けします。
Rhizomatiks inspired by Perfume 2020での展示内容とは…
Rhizomatiks inspired by Perfume 2020は
2020年1月11日から1月27日の期間、
東京渋谷パルコ4F・PARCO MUSEUM TOKYOにて行われました。
本店はライゾマティクスが手がけて来た「Perfume」のステージ演出技術と、
これまで習得してきたPerfumeのデータを二次利用し制作した
新作を含む映像インスタレーションなど多数ご紹介する展覧会となります。
展示は主に下記の4つ。
1.Flash-Virtual Reality…Flashの世界をヘッドマウントディスプレイをつけてVRで楽しむ
2.Behind The Scene…Perfumeのステージパフォーマンスでの制作物
3.Tiny Baby-Augmented Reality…楽曲「Tiny Baby」で使用したリアルタイム顔認識技術体験
4.Flash-Immersive Projection…Flash をCaveと呼ばれる没入型のVirtual Reality環境で鑑賞
Flash-Virtual Realityを体験するなら1500円。
他の展示物だけを見るなら500円の入場料です。
Behind The SceneではGAMEの光る棒や三角のオブジェも展示有り
入場するとまずはBehind The Sceneのコーナー。
Perfumeの楽曲で使用されたデータや小物が並びます。
GAMEで欠かせない光る棒もあり。
この棒は2008年当初と比べて改良が進み、より扱いやすくなっているそうです。
こちらはTOKYO GIRLのPVに出てきた光る三角のオブジェ。
グッズででていた電気ヒカールと同じなのだろうか?
流石に違うのかな。
2014年の紅白、クリンクリンを彩った行灯のドローンも展示がありました。
システム関係のことは見てもよくわからず。
エンジニアとかならこの辺をまじまじと見るのでしょう。
Behind The SceneをぬけてTiny Babyのコーナー。
スマホのスタンド3つあり、
そこに向けて声を発すると、目の前に映し出された自分の顔のまわりに
三角とか四角がとりまくシステム。
これ、写真撮るのは難しい。顔もでてしまうのでブログでは割愛します。
CaveのVR環境でのFlashはなんとも不思議な空間
Caveシステムの説明は難しいのできませんが、
ヘッドマウントディスプレイをつけていなくても
目の前に本人がいるような、不思議な空間が広がっている…という感じで。
無だった空間に曲が流れだすと、
Flashを踊るPerfume、その周りをとりまく光のしぶきが様々に変化。
ヘッドマウントディスプレイは重いから疲れるけど、
これはそういう負担もなく、没頭できる。
何もない空間に造り出す仮想空間技術に圧倒されました。
静止画のみ撮影OKなのでブログに載せていますが、これは実際に体験してほしいです。
ヘッドマウントディスプレイをつけてのFlash体験は目の前で蹴られる感覚あり
今イベントの一大注目展示がヘッドマウントディスプレイをつけて楽曲Flashを体験。
つけた人とPerfumeだけの世界へ誘うVR。
360度、見まわしてしまう。
※写真はCaveシステムの物ですよ~、イメージで載せてます
先ほどのCaveよりも近い、ほんの1メートル先くらいにいる感覚。
楽曲中のPerfumeが蹴りを入れる場所、迫力ありすぎ。
人によりメガネ部分の調整に時間がとられたり、酔うことも。
Caveのほうが気軽に楽しめて、迫力もあって…
今回の展示ではCaveが一番好みでした。
2021年は東京都現代美術館でライゾマ個展が開催予定!
来年はライゾマティクスの設立15周年。
契機に「ライゾマティクス_マルティプレックス」個展が開催予定。
東京都現代美術館で2021年3月20日から6月20日の会期。
Perfumeに関わるものも少なからずあるのでしょう。
どんな展示になるのか楽しみです。
※訪問時期…2020年1月